事業再生コンサルティング | よつば綜合事務所

事業再生コンサルティング

財務リストラとコスト削減により止血、生還

プロジェクト・サマリー

  • 1.クライアント概要

    事業内容:製造業(部品メーカー)
    着手前クライアント業績
     売上高180億円、経常利益▲4.5億円、
     有利子負債残高90億円、純資産1億円

  • 2.案件概要

     独自の小型軽量化技術及び高品質を強みとし成長を遂げた新興の情報端末向け電子部品メーカーである。スマートフォンやタブレット端末の急速な普及による後押しを受け、業績は拡大傾向にあったものの、主要な得意先であった国内大手完成品メーカーの凋落とともに、同社も売上高が急落。また、ほぼ同時期に新工場を設立していたものの、台湾や中国のEMS企業群が国内外で急速に存在感を増し、設立後間もなく稼働率は50%以下にまで落ち込んでいた。
     その新工場の設立資金として借り入れた有利子負債残高及びそれに伴う利息支払の増加が重荷となり、経営を圧迫。メインバンクから事業再生計画の提出を余儀なくされている状況であったところ、当社にご相談を頂いた。

サービス提供内容

事業計画策定支援 金融支援実行のための交渉 モニタリング(実行支援)
  • STEP.1
    事業計画策定支援

    支援前の状況

    • -3年程前に新工場を設立してから、大幅に損益状況が悪化、経常利益は3期連続でマイナス。
    • -営業キャッシュフローもマイナス、返済資金を営業活動によっては生み出せず、運転資金にも苦しむ状況。

    アクションプラン策定

    • -事業と無関係な遊休資産を売却し、キャッシュポジションを改善。
    • -賃金体系を改善し、営業社員の変動給割合を引き上げることでやる気を引き出し、意欲のみられない社員との間に処遇の差をつける。
    • -高利益率製品の販売を強化することで利益率を改善。
    • -コスト削減施策として、仕入先の変更、出張日数の削減等を実施。
  • STEP.2
    金融支援実行のための交渉

     STEP1にて営業サイドでの改善施策を検討したが、それでもなお自力再生は困難な状況であり、取引金融機関からの協力なくしては立ち直れないことは目に見えていた。
     そのため、金融機関へ支援を要請。債権放棄やDDS等の方策も検討はしたが、最終的には借入金利の引き下げで銀行団と折り合いをとる形となった。

    支援必要性の検討 具体策の立案 金融機関との交渉・調整
  • STEP.3
    モニタリング(実行支援)

    実行段階では、各施策が実施されているかどうかのモニタリングを実施。
    全ての施策につき、計画通り3期目までには実施済、一定の効果が得られている。

改善効果

幹部社員の奮起と当社支援により若干の増収と劇的な損益・キャッシュフローの改善を果たした。